asako_naturopathyの日記

病気は人生を変えるチャンス🎵

化学物質過敏症でガンになり、自然療法で回復した治療記① CSと鶴見クリニックを受診したきっかけ、

 わたしが初めて鶴見クリニックに伺ったのは、2020年3月でした。同年2月に右乳ガンと診断され、病院からは、即入院・手術と退院後に長期に渡る放射線治療のための通院を勧められ、その日はそれらに向けた予約をして帰宅をしたのですが、もともとCS(Chemical Sensitivity=化学物質過敏症)を発症していた私には、それらのがん治療自体に、全く耐えることはできないと感じ、手術や薬を使わず、ガン治療をする先生を探し、東京に鶴見クリニックがあるのを知り、すぐに予約をして伺いました。

 当時のわたしは、乳ガンとCSの他にも橋本病とも診断されていて、診断した医師からは、一生服薬の必要があるとも言われていました。しかし乳ガンも橋本病も自覚症状はなく、一番辛かった症状はCSでした。

 

 CSとは、通常であれば、殆ど問題にならない程度の微量の化学物質に反応して、頭痛・めまい・吐き気・息苦しさ・筋肉痛・不安感・焦燥感・集中力低下・記銘力低下(新しく体験した事を覚えておくことができなくなってしまう障害)・眼や喉の痛み・動悸・筋力低下・関節痛・手足の震え・下痢・便秘・皮膚炎・自己免疫異常・手足の冷え・非常に疲れやすい、等などです。

 

 これらの症状は、花粉症を発症するのと同様に、長期に渡り、化学物質を摂取していると、ある時その人の適応能力を超えてしまい、発症するもので、一度発症してしまうと、それまで問題のなかった極微量の化学物質に接触しただけでも症状が現れるようになってしまうものなのです。化学物質の中には医薬品も含まれ、特別な治療法はなく、原因物質を突き止め、それらとの接触を避けることしか方法はないと言われています。わたし自身も多くの人が問題なく使用できる日用品や医薬品・医療処置にも過敏に反応してしまい、長期間、ひどい症状に苦しめられるようになっていました。